POP WITH YOU

6/16,17の福岡遠征をレポートを書くつもりでダラダラと今日まで過ごしていましたマックです。

週末の現場でとても良いフィーリングがあったので今回はそれを文字におこしてみます。





その前にまずPOP'n02から(また長い前置き)。この日はなんといってもBerryz工房。大きいイベントやこのような対外試合でしか見ないのでヲタとは名乗れませんね。iPodにだってアルバム4つしか入ってません。横丁での℃-uteがあったので浮き足立ってました。きっと今回も鬼攻めで来るであろうと。そんなどこから沸いてくるか分からない期待を抱いて観たベリでした。大方の予想通り℃が登場したり懐かしのライバルを披露するなど置きにきたステージでした。個人的にはオーラスにスッペ、ヒロインで畳み掛けても面白かったかなあと思いましたが、それらを演らずともあそこまで沸かせるのですからやっぱハロすげえです。ベリーズの曲って普通の曲ばっかという印象で、よく今までもってたなっていうのが本音(よく言えるものだ)。でもここまで根強く支持されてるのはそれ以上の魅力があるからなんですよね。その魅力とファンが10年も応援し続けれる理由は"成長"だと思ってます。ファン歴1年の自分がみればそら感じるもんも感じませんよ。代わりにさくら学院のステージはビンビンに成長を感じました。最愛ちゃんが順調に美少女に仕上がっていき中元すず香さんが会長に相応しいリーディングがみれて感極まる瞬間がいくつかありました。こういうことなんですよね。如何に成長のプロセスを見れるか。これに限ります。もうちょっと早くベリーズ知ってたらもっと楽しめたのは事実。いまの自分がそれを体現するかのように沢山の現場を歩き回って"成長"を見逃さないで必死な訳です。



さて、本題。

ポストPerfumeだの、Perfumeのフォロワーだのと言われてるグループがいくつかあります。

Tomato n' Pine,Negicco,テクプリ,まなみのりさ の4グループを挙げてみます。

昨日のつんつべフェアで後者の2つを拝見しました。

テクプリさん。もはやここ数ヶ月は皆勤というくらい足繁く通ってます。テクプリといったらテクノポップ。音楽的な側面でポストPerfumeと言われています。名曲"スキスキスキ"は正にそれ。モデルで構成される彼女達はここにきてアイドル路線を脱却しつつあると思われます。あくまでも憶測ですけど、彼女達はグループとしてのブレークは望んでおらず、グループをステップだと考えてるはず。まあ殆どのグループがそうでしょうが、彼女らは如実にそうだと。個々のモデル活動が充実してきているみたいだし、これ以上グループとして活動するメリットは・・・。音楽的なところがもっと評価されない限りシフトしていくんじゃないかなあ。

まなみのりさ(以下まみり)。こちらは初見でした。まみりはPerfumeを輩出した広島アクターズスクール出身のガールズユニットで、挙げたグループの中では1番リアルな立ち位置。よく作りこまれたバンドサウンドを丁寧に歌っているのが印象的で感じたのは勢いというよりは積み重ねられたグループ感。作詞もフリも自分らでやっちゃう最近の傾向は、Perfumeとは違う"セルフプロデュース"という新しいスタイルを確立させつつあります。先輩も成しえなかったことをまみりがやろうとしています。今後の展望が非常に楽しみ。

Tomato n' Pine。自身がホストとなって主催する定期イベント"PS2U"は毎回大盛況で、ジャンルレスなアーティストの出演もあって、音楽好きに一目置かれるようになっています。これは最早トマパイの文化ですね。誰にも侵されることのない領域にいる唯一無二のグループになりました。昨日のPS2Uも余裕の在宅ustでした。ジワジワと耳の肥えるリスナーの間で広がっていっているような、毎回そんな感じを受けます。彼女達は周りを巻き込んでひとつのムーブメントをつくりあげているような気もします。




Negicco。今週末最も魂を揺さぶったのが昨日の亀戸サンストリートでのリリースイベント。前日のPOP'n02で観た彼女達とは全く違う一面というか、本来の姿を垣間見えました。家族連れがごったがえす会場には少数のヲタ達が。この日は規制がきびしかったらしく、その圧倒的な家族連れの量に圧倒されるヲタ達は後方に陣取っていました。自分もそれに倣い2階からみさせてもらいました。1曲目「あなたとPop With You!」本当に良い曲だ。キラキラが滲み出ている。最後にはお決まりの「圧倒的なスタイル」。メンバーはいつもとは違う最前列にハイタッチをして回った。ハイタッチをされた子供達も笑顔で溢れていた。後方でラインダンスをするヲタ達に若干の愛しさと切なさと心強さを覚えたのは自分だけではなかったであろう。握手券付きCDは400枚完売。普通に一般客がこぞって買っていたのに感動しきった。CD買えずとも握手会を見ているだけで幸せな気分になれた。19時半を過ぎたころであろうか、ようやく握手会が終わり、東京でのリリイベもクライマックスを迎え最後の挨拶をするメンバー。もうそこに残っていたのはいつものヲタだけだった。それを見てスタッフに耳打ちするNaoちゃん。そこに鳴り響いたのは「あなたとPop With You!」うぉぉぉおおおおお!!!!という歓声と共に想定外のアンコールが始まった。すでに泣いている人もいた。あまりの出来事に立ち尽くしてしまった。間髪入れずに流れたイントロは心地良いワウの効いた弦楽器、「圧倒的なスタイル」だ。うううぉぉぉぉおおおおおお!!!!!涙腺崩壊。ポンちゃんの涙腺もほ崩壊していた。数時間前に子供達にハイタッチしていたようにステージから降りてみんなの元にかけよっていくメンバー。広場でメンバーを加えてのラインダンスで大団円。まだ立ち尽くす俺。もう放心状態だ。彼女達の感謝のアンコールは涙と笑顔で幕を閉じたのであった。

大きいステージも板についてきて本格的に売れっ子になっていってるNegiccoがここまでしてくれたのはやっぱりファンを大切にしているからだと思いました。ちょっとここがターニングポイントになるかもですね。




彼女達はPerfumeを目指しながらPerfumeにないものを兼ね備えていきながら"成長"していってます。

彼女達がPerfumeを更新するその日は近い。その前にこの4グループが出演するイベントがみたい!

嶺脇社長オナシャス!!!