注がれるエナジードLinQ

「シアワセのエナジー / 祭りの夜〜君を好きになった日〜」7/24付けのオリコンウィークリーランキング6位おめでとうございます!!!軽く1万枚超えてきましたね。今回の結果は東京民が産んだというより全国的(といっても東名阪)に巧くプロモーションが功を奏したからだと思います。この結果を受け、徐々に人気、知名度は上がっていると確信しました。ランキングを争う他のアーティストに恵まれたこともありますが、インディーズでウィークリー6位は本当に快挙。改めておめでとうございます。




ちょっと前の話になりますがお馴染みLinQさんの回です。




まずムリシマシテツアーのことから。7/16ツアーの初日を福岡で観てきました。まだ緊張感を隠せないメンバーは表情も固く、本調子でないように見えた。実際本人達に聞いてみると、どういうテンションで臨めばいいか分からない、受け入れられるか不安。といった初めての全国行脚に相当ヒヨっていたようだ。2部の最後に9日間続くツアーの決起集会を執り行うも、イマイチ盛り上がらずw しかし盛り上がらずともそこには堅い結束を感じた。地元ファンは冷静かつ情熱的な方々が多い。多くを語らないが胸に秘めた想いが熱く運営批判やそれに準ずる愚痴等もメンバーやスタッフには一切漏らさない。いってらっしゃいの一言で送り出せるのは、九州男児らしいし、深いなと。福岡遠征を繰り返している理由は、厳しいコンプライアンスの下、こういった絶妙な距離感と信頼関係を築けるのに魅力を感じているからかもしれない。



7/17 LinQ本陣は大阪へ。残された福岡組は番組がある智聖さんを筆頭に2期が揃い踏み。そんな福岡組のリリイベを観にイオンモール福岡へ。この日はCQC'S,HR,HKT48とイベントが被っており苦渋の選択をすることになりましたが、HKTを干してまでLinQを観たかった理由があります。それは素の地元のリアクション。今まで天神ベストホールだけでしたから、福岡の一般の方々はどう見ているのかなというもの。それと2期生達中心のステージ。結果は想像していたものとは少し違っていた。やっぱり圧倒的に認知度が低い現状、タクシーの運ちゃんも名前すら聞いたことがないとのこと。ハイクオリティでエンタメ性溢れるグループが多いもののアイドル文化がまだ根付いていない。まあ当たり前ですね。それこそどの都市も東京のようだったらとっくに狂ってる。ひめキュンのような商店街や街が総動員するといったらローカルなコミュニティが形成されていないのだから。2期生のステージは確かにフワフワしていた。でも本人達もしっかり理解して個々に課題を見つけていたようだ。物販も然り。とまあそのような事を智聖さんに話しに行くとジレンマを話してくれた。これはちょっと趣旨が変わってくるので別の機会で。



東京に戻ってきて恵比寿リキッドルームでの2days。ここではセットリストでみてみる。1日目は明らかにLinQ1年目を象徴するセットリストだった。ハジメマシテのアレンジは面白かった。Qtyで始まり2番のAメロで艶やかな転調からLadyが登場。頗るイイキョクだ。remixのセンスにも脱帽。今年の3月まで示してきたLadyのQtyの色分けがはっきりとわかるように曲順やゲーム対決をするなどの工夫が両者の魅力を再確認させた。2日目は一転、福岡好いとう、Grown up、雨に濡れても など地元でしか聴けない曲を続々と披露し、東京のファンを沸かせた。このセットリストを2年目の方向性の提示と捉えてみる。4月に行ったZeppでのワンマンで初披露された"とんこつこつ"、新曲の"祭りの夜"の祭り囃子パート、極めつけが"福岡好いとう"。2年目にしてローカル色を押し出してきたのが伺える。1年目で48イズムを持ち込み、しっかりとした地盤を作ったところでやっとローカルな側面を魅せはじめました。地元密着というより名前の通り、Love in Qshu をテーマに九州を大事にしていくんじゃないかなあと思ってます。ローカル性をアドバンテージにすることでよりプロモーションしやすい環境が整うっていうメリットも生まれてくると思うので色々と期待しちゃいます。


今回は物販に全く行けず、楽曲派()の私が合計9枚というシケっぷり← 当然お話しに行く方々も限られてくる訳で、ゆさ、あやのん、くるみんには2回、ゆうみ、総長が1回、全渥1ってところ。必然というかやっぱり、あやのんは爆上げしましたね。整ったルックスにキラースマイル、ダンスも日に日に磨きがかかってきてキラキラオーラがヤバいです。話し易いし、記憶力も中々、物販は強メン程ではないのでご新規さんにはオススメかもです。スパラ効果も出ていました。物販列でしばしば見られていた「谷」も緩和され、日本アルプスのような山脈が形成されるようになりました。Ladyを楽しめるようになればもっとLinQが面白く映るのでその魅力に気づいてくれる方々が増えて嬉しい次第です。言うてもQtyの人気はまだまだ絶大で、下半期にくるであろうイメージDVDやフォトブックなどのキラーコンテンツが彼女達の人気を確かにするでしょう。



ツアーの総括として、東京が些か盛り上がるのはいつものことなんですが、大阪、神戸、名古屋でも動員が良かったと聞いて人気が全国的に波及しているなと感じました。こうやって東名阪で回ってくれない限り現実的な数字となって現れてこないと思っていたので今回は大成功と考えています。ライブハウスでのワンマン後、各都市で行ったイベントの振り分けが絶妙でしたね、強メンを東京に残さないで神戸へ連れてったりして、本人達も全国に飛び出していこうとする運営の意図を理解できたんじゃないかな。贅沢を言えば、遠征に来た際にそこで演っていたドロシーやエビ中のライブをみせてあげたかったかな。アウェイで活躍する先輩みれば結構な意識改革になると思うんすよね、Linキュン同盟みたいにさ。まあTIF以降そういった機会が増えるので、何かを感じとって夏を終えてくれるが楽しみでもある。


そんなTIFもついに今週。去年はアイドリング!!!さくら学院を中心に回って充実できたので、今回もテーマを決めて回ることになりそうです。これからじっくり考えるとします。ではお台場で会いましょう。