BEST DISC 2013

40.薬師丸ひろ子 / 時の扉




39. Arcade Fire / Reflektor




38. lyrical school / date course




37. スマイレージ / (2)スマイルセンセーション



36. Archie Pegalo / Sly gazabo




35. 花澤香菜 / claire



34.(((さらうんど))) / NEW AGE




33. tofubeats / Lost Decade




32. 森は生きている / 森は生きている



31.Black Sabbath / 13




30.Arctic Monkeys / AM



29.一十三十一 / Surfbank Social Club



28.Zomby / With Love




27.Janelle Monae / Electric Lady




26.大友良英 / あまちゃんサウンドトラック2



25.Yuck / Glow & Behold




24.The Knife / Shaking the Habital




23.Bonobo / The North Borders




22.Jon Hopkins / Immunity




21.THE OCEAN / Pelagial




20. Disclosure / Settle



19. Mazzy Star / Seasons Of Your Day



18. Deafheaven / Sunbather



17. Deerhunter / Monomania



16.Chance the Rapper / ACID RAP



15.乃木坂46 / 君の名は希望



14.iDOL Street ストリート生 / BESTREET



13.Kanye West / Yeezus



12.山本精一 / Lights



11. Laurel Halo / Chance of Rain






10.WASHED OUT / PARA COSM

今年の夏も暑かった。メロトロンやチェンバリンを使用した今作のオーガニックな仕上がりは、郷愁に浸り火照った身体を冷やしてくれる極上のチルウェイブでした。




9.Baths / Obsidian

ダークで重いビートに今回はウィル・ウィーゼンフェルド本人の歌を乗せてきている。鬱、無気力、自殺なんかをモチーフにしているトラックとは裏腹にポップな歌唱が奇妙奇天烈でウェイン・D・バーロウの絵をみてるかのよう。




8.KOBerrieS♪ / 流星トランジスタ

キラキラしていて、たたみかけるような疾走感がありJimmy Eat The Worldの3rdに匹敵するエモ名盤。17歳のポール・ウェラーリッケンバッカーをかき鳴らし「まだこの街の中にはキミに教えたいことが沢山あるんだ」と歌ったように、このアルバムの中では若い才能達が神戸の街の中で歌い踊り輝いている。



7.Fla$hBackS / FL$8KS

febb、jjj、KID FRESINOの3人で構成されたこの若きHIPHOPグループはオーセンティックの色を塗り替えた世界的最新型。アンダーグラウンドの匂いを随所に漂わせながら、JET LIFEやSTALLEYのようなレイドバックしたスタイルも軽くこなしていて、今っぽさとクラシカルな要素のバランスが絶妙な1枚。日本語ラップシーンの未来は明るい。




6.My Bloody Valentain / m.b.v

フィードバックノイズの嵐。音域を埋め尽くすノイズの中、揺らめくアンニュイなボーカルが唯一の光として漂う。
息が詰まるような繰り返される轟音が突如として終わる。、正しく、22年前の延長線上、1000回聴いたLovelessを1001回目に再生したアルバム。高1で初めて体験したセンセーショナルなマイブラあの時のまま。


5.スカート / ひみつ

澤部渡がただひたすら名曲を歌っているだけのアルバム。前作に引き続き、彼のポップミュージックへの可能性は底知れない。疾走するメロディラインとカラフルなコードワークは天才としか言いようがない。普遍的な日常を切り取った、派手さはないけれど気立てがいい、末永く愛していきたい1枚。




4.vampire weekend / Modern Vampires of the City

50年代のジャズをやってみたり、ベースラインにレゲエ入れてみたり、一見シンプルにみえて味わい深い事をやっている。圧倒的なまでに洗練されていて、宗教色が増してシリアスでエレガンス。3枚続けて素晴らしいアルバムを更新してくるなんて思ってもみなかった。次また更新されたらエヅラとロスタムを21世紀のジョンとポールなんて言ってしまう恐れある。



3.Darkside / Psychic

ダウナーなディスコからクラウトロックな狂騒への移りゆきがただ素晴らしい。Harringtonの煙たくミステリアスなリフがブルージーに響いて、リカルド・ヴィラロボスの音楽的な冒険心を受け継いで作られた刺激的なダウンテンポが脳裏に焼き付いて離れない。





2.住所不定無職 / Gold Future Basic

1stでみせたガレージから澤部渡や堂島孝平らのプロデュースによって鮮やかなポップスへと昇華。あらゆるジャンルの"小ネタ"が混在しており思わず笑ってしまう、腹を抱えてしまうオマージュの嵐がリスナーを襲う時、余りの楽しさに小躍りしていることに気づく。自他ともに認めるGold Disk





1.The National / Trouble Will Find Me

前作と変わらないスタイルで停滞と思う人もいるかもしれないけど、繊細な部分の情感表現は深化し、僕が求めていたものに正面から実直に応えている。The Nationalは変化を恐れているのではない。変化しないことを恐れないのだ。リラックスしているサウンドスケープの中には隙という隙はほとんどない、これぞ境地、ベテランのマンネリズム。