花澤香菜 Live Tour 2015『Blue Avenue』@日本武道館 15.05.03

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どうも、いま最も付き合いたいヒト第1位の花澤香菜です(?)

自らが花澤香菜と名乗ってしまうほど幸せだった武道館ワンマンについて、少し書いてみますね。

 

まず先にセットリスト。

01.I ♥ NEW DAY !
02.ほほ笑みモード
03.運命の女神
04.こきゅうとす
05.Night And Day
06.CALL ME EVERYDAY
07.青い鳥
08.無邪気なキミと真夏のメロディ
09.スパニッシュ•アパートメント
10.タップダンスの音が聴こえてきたら
11.Trace
12.Dream A Dream
13.We Are So in Love
14.25 Hours a Day
15.Young Oh! Oh!
16.片思いが世界を救う
17.Merry Go Round
18.君がいなくちゃだめなんだ


<アンコール>
19.恋愛サーキュレーション
20.Saturday Night Musical♪
21.恋する惑星
22.星空☆ディスティネーション


<ダブルアンコール>
23.I ♥ NEW DAY !



 

というわけで、花澤香菜ライブツアー2015「Blue Avenue」初日、武道館公演に行ってまいりました。


1階南東スタンドJ列と、前日に慌てて発券した割には結構良い席でライブを堪能することが出来ました。

去年のツアー「25」のNHKホール公演ぶりの参加でしたが、やっぱりライブは凄まじいく良いですねぇ。
ライブ後の満足感といいますか。多幸感といいますか。

結論から言うと、完璧of完璧。

前回の何倍も良かったです。現在5月時点での2015年ベストライブです。7億点。


 今日も公演中は楽しすぎてずっと「ほほ笑みモード」。
バックバンドのディスティネーションズは前ツアーのメンバー(ツインギター、ドラム、ベース、キーボード)に加え、ホーン隊(トランペット、サックス)の7名に。
個人的にホーンセクションはめっちゃテンションの上がる要素なんで歓喜しながら聴き入ってました。
打ち込みメインの曲→ロックテイストになってたのがライブアレンジながら秀逸。
ファジコンのSATOKOさんのドラミングはかなり好きです。
というか、ディスティネーションズと花澤さんの相性良すぎません?って感じ。
歌声に魅かれつつも、バックのハイスペックな演奏に鳥肌立ちまくりでした。

北川さんの仕事っぷりに脱帽ですわ。

Blue Avenue』を軸にしてはいたけど、ホーンやステージセットを活かした選曲とアレンジが心地良さをしっかり演出していたのが本当に素晴らしかったです。

バンドもこのツアーに向けて作り込んできてるなぁと感じました。

 

ライブMCで、ふとディスティネーションズが奏でだしたJames Brownのセックスマシーンに乗せて「メロンパンッ!」とシャウトしてパンの名前をスキャットしていく花澤さんがもう最高でした。(はぁ・・・好き)
おまけに数々の中毒者を生み出した名キャラソン「恋愛サーキュレーション」もライブで初披露。満を持してですね。いままで披露されてなかったんですね。歌いだした瞬間のオタクのうねり声ヤバかったです。かくいう私も軽く奇声を発してたと思います。
あっという間にピンク色に染まる会場、用意されたようなコール&レスポンス。間違いなくこの日一番の盛り上がり。
まさか生きてる間にこの曲を生で聴ける機会がくるとは…もう何も思い起こすことはないです。

 

 

 

花澤さんがとんでもなくノリノリだったのも本当に可愛かったなぁ…溜め息出るレベルで。本人が「楽しい!」を連呼して、あれだけ笑顔でステップを踏みながら歌を楽しんでいるのを見てたら、こっちまで楽しくなっちゃいますよそりゃ。
チラっと近くの人見たけど、皆幸せそうな顔してた。
うん、僕も幸せだ。(はぁ・・・好き)

僕が思うに、前回より音楽を理解して楽しんでいる風に見受けられました。ニューヨークでオケ録りから参加して、現地の凄腕スタジオミュージシャンの演奏も肌で感じ、MCでもおっしゃっていましたがJAZZバーにも行かれたそうで、上質な音楽を常に間近で接したことで、音楽の楽しさを知った喜びが弾けんばかりにステージで放出していた気がしました。

 

そしてラストのMCでは涙する場面も。
「学生の頃、お仕事を辞めようと思ったことがあって」
「そのとき引き留めてくれたのが今のマネージャーなんですけど」
ぽてまよだったかな?…の仕事終わってから焼肉行ったときに泣きながら「花澤香菜いいんスよ!俺絶対売るんスよ!」って言って、隣の席にダイブしてめちゃくちゃ怒られたんですけど(笑)」
「マネージャーの自分の担当した子を武道館に立たせるっていう夢を叶えることができて、本当に嬉しいです!」

→(しゃがみこんで膝を抱えて泣いてしまう)
「マネージャーーー!!!嬉しいかー!!泣けーーーーーーー!!!!!!(舞台袖に向かって)」
「・・・まぁ、これからもやってくんで!」
「応援よろしくお願いします!」

実に花澤さんらしいMCでしたね(はぁ・・・好き)
マネージャーの某M岡さんも泣いて喜んだんじゃないでしょうか。
自分の担当した子が武道館を埋められるアーティストになるってのは、相当に感慨深いでしょうし。

いやはや、MCでも触れられてたけど、ソロデビューからもう3年。
正直、ソロデビューの一報を見たときは武道館声優になるとは思ってなかったですね。
発表会でのコンセプトに関しては、最初はピンとこなかったし、どんな楽曲が出来るんだろうか?と疑問符も。
でも、CDが発売されてから徐々にその疑いのようなものも解けていき、俗に言われる渋谷系だったり、AOR、シティポップを取り入れジャンルに囚われない日本の上質なJpopシンガーとしてシーン牽引している存在になっていると思います。

ちょっと脱線しますが、昨今の声優業界ではソロデビューが珍しくない。
それはこの界隈に馴染みのある方ならご存知だと思います。
だから、結構固定ファンだったり、ファン層固めるのって今となってはかなり難しいことなんですよね。
人気アニメへの出演で人気がぐぐんと上がった人でも、ライブやCDの売上ともなると苦戦。
武道館レベルにまで持ってくるには、本人の努力や運営の策略だけでは上手くいかない場合だってあるわけで。
今の声優って「皆可愛いくて歌が歌える」のが当たり前みたいなところがありますし。

だからこそ、花澤さんがこうして武道館でライブが出来るまでに成長したのは非常に意味のあることだと思います。


今日のライブでも、

「(開演直後)うわぁ~ペンライトってすごい!キレイだね!」(女性)
「(終演後)アンコールの一曲目、あれ何の曲だか分かった?」(男性)
「(三本締め後)へぇ、こんなのあるんだ、初めてやったw」(私)

という声が近くの観客から聞こえてきたんですよ。
これってすごいことじゃないですか?
ペンライト持参なし、

恋愛サーキュレーション」を知らない、

声優系のライブに馴染みのない人。

これ、圧倒的に新規ファンの獲得に成功してるってことですよね。
実際、ライブは女性率がかなり高かったですし、この界隈に馴染みのないような方も多く見受けられました。
ただでさえ今のファン数って飽和気味になりやすいのに、こうしてライブに初めましての人がいる。
そんな人たちが「楽しかった~!」と言っているのを聞いて、とてつもなく嬉しかったんですよね。
こういった点からも、「花澤香菜の音楽活動は相当に評価されている」と考えていいと思います。

 

そんなわけで、ライブ自体はもうホントに楽しくて幸せでした!
花澤香菜の音楽活動といった点でも非常に実りのある武道館公演、3年間だったんじゃないかな、と。

あと、星空ディスティネーションはすごくイイキョクだって改めて思いましたね。
ステキな音楽のおかげで、しばらくはこの余韻に浸れていそうです。

あと、最後に。

ツアー行くか悩んでる人は絶対行ったほうがいい!

遠征してみる価値あり!

みんなも幸せになろうな!

 

Blue Avenue

Blue Avenue